
作品 No.129
ルーチェカスタム CRⅡ
発表年:1976年
原画サイズ:182×256mm(天地左右)
モデルとなった実車は、当時の東洋工業(現・マツダ株式会社)が生産した「ルーチェ」です。
2代目ルーチェは、前期型が「ビッグルーチェ」、後期型が「エレガントルーチェ」の愛称で親しまれたモデル。2代目以降は、日本国外で「マツダ・929」の名称でも販売されました。その2代目ルーチェに設定された「AP(Anti-Pollution)」モデルは車名が示す通り、排出ガス規制への対応を図ったロータリーエンジンを搭載し、当時求められた環境性能と、ロータリーエンジンならではのスポーティな走行性能の両立を目指しました。1970年代、自動車を取り巻く環境が大きく変化するなかで、ロータリーエンジンの可能性を追求した、時代を象徴する一台といえます。
作品は、1975年以降のマツダ・ルーチェAP後期型です。
落ち着いたベージュがかったマーガレットホワイトのボディに、当時のアメ車を思わせるクラシカルで上質な雰囲気が漂います。4灯ヘッドライトと重厚なフロントグリル、流麗なボディラインを丁寧に描き、ルーチェのエレガントで堂々とした姿を当時の空気感とともに捉えています。
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