
No.028『日立ダンプ』
発表年:1973年
原画ボードサイズ:191×270mm
モデルとなった実車は、日立ダンプトラックです。
日立DH321型32t積ダンプトラックは、当時としては国内最大の32t積ダンプトラックでした。
この通称「リジットダンプトラック」は公道での走行はできず、主にダム建設や採石場などで一度に大量の土砂を運ぶ目的で開発されました。
この作品は、ボディカラーがオレンジの日立DH321型32t積ダンプトラックが描かれています。
イラストではわかりにくいですが、実車はかなり大きく、タイヤは大人の身長くらいのサイズがあり、車幅は3mオーバー、車高も4mを超え、全長も10mに迫る大きさなのです。
運転席の高さが3m以上になる大型車輌ゆえ、運転席からの死角がよく見えるようにフロントに4つのミラーが付いています。