
No.038『ローレル』
発表年:1973年
原画ボードサイズ: 182×257mm
モデルとなった実車は、ニッサンローレルです。1972年にフルモデルチェンジを果たしたC130型の2代目ローレルは、「ゆっくり走ろう。ゆっくり生きよう。」というキャッチコピーを掲げ、ハイオーナーカーとしての存在感を一層強化しました。
このモデルは「ケンメリ」スカイラインと共通のプラットフォームを持ち、エンジンや足回りもほぼ同じ仕様となっています。
また、2ドアと4ドアのバリエーションがあり、2ドアハードトップは「ブタケツ」、4ドアセダンは「ガメラ」として親しまれていました。
作品には、当時の象徴的なカラーであるグリーンメタリックのボディを持つ2ドアハードトップ2000SGXが描かれています。ガラスは内部が見やすいように透明で、流行のホワイトリボンタイヤが装着されています。また、ナンバープレートには「LAUREL」ではなく「LAORIIL」と誤字がある所などは手書きならではないでしょうか。