
No.042『マークⅡ』
発表年:1973年
原画ボードサイズ: 182×258mm
モデルとなった実車は、トヨタマークⅡです。このモデルはコロナの名称を外し、「トヨタマークII」として知られるようになりましたが、サイドエンブレムにはコロナの文字が残っていました。
正式名称はトヨペット コロナ マークⅡであり、ボディサイズが拡大され、スカイラインに対抗するために6気筒エンジンを搭載した「Lシリーズ」も新たに登場しました。
作品は、2代目コロナマークⅡの20型Lシリーズの2ドアハードトップモデル。ブルーメタリックのボディが描かれています。
このLシリーズは、通常の4気筒モデルとは異なり、6気筒エンジンを搭載し、フロントノーズが5cm延長されています。さらに、フロントグリルはLシリーズ専用のデザインで、実車と比較してもその忠実さが際立っています。
ただし、実車との違いとして、ワイパー部分の格子状ダクトが省略されている点が挙げられます。