
作品No.054
作品名:スカイライン2000GT-R
発表年:1974年
原画ボードサイズ:257×363mm
モデルとなった実車は、ニッサンスカイラインです。「ケンとメリーのスカイライン」のキャッチフレーズで大人気となった4代目スカイライン(C110型)。
このプロトタイプは、1972年の東京モーターショーにて「SKYLINE IMAGI CAR」の名で参考出品され、1973年に市販モデルが発売されました。なかでも生産台数がわずか197台(販売台数195台)のため『幻のGT-R』として知られる「2000GT-R」モデルです。
この作品は、ケンメリ2000GT-R。
イエローのボディカラーで彩られ、ワークスとしてレースに出場していないはずのケンメリGT-Rの車体に施されたゼッケン18番。作品No.52と異なる角度から見ることで、車両自体のボリューム感が増し、奥行きのあるホイールのリムがGT-Rのスポーティーさを際立たせています。
また、GT-R専用のフロントグリルなども丁寧に描かれています。