
作品No.058
作品名:イスズ117クーペ
発表年:1974年
原画ボードサイズ:182×258mm
モデルとなった実車は、イスズ117クーペ。流麗なデザインを備えた2ドアクーペで、1970年代の日本車を代表する一つに挙げられる車です。
デザインはカロッツェリア・ギア時代のジョルジェット・ジウジアーロが担当しその後、独立しイタルデザインを立ち上げましたが、引き続きジウジアーロが担当していたため、量産指導はイタルデザインの初仕事となりました。
またこの117クーペは技術面でも日本で初めて電子制御燃料噴射装置を搭載した車両でもあります。
作品は、G180型イスズ117クーペ。フェンダーミラーの形状から1973年以降の中期型。丸目4灯、ブルーのボディカラーで描かれています。
ボンネットやフェンダーミラーへの光の当て方は、当時高価だったエアブラシを使っておらず、ボックスサイズに縮小した時にどのように見えるかを計算されて描かれています。