作品No.061『ふそうハトバス』


作品No.061『ふそうハトバス』

作品No.061
作品名:ふそうハトバス
発表年:1974年
原画ボードサイズ:182×257mm

モデルとなった実車は、ふそうB915Nスーパーバスです。1971年に株式会社はとバスが三菱ふそうに特注したスーパーバス三菱B915N。

この車両は『はとバス』の基盤となる象徴的な車両で、B9系の特殊形式としてフレーム付構造のB915は東京特殊車体が車体を架装し、はとバスが導入したB915Nが存在するのみです。

客席から外の景色がよく見えるように荷物棚を省略し、窓を拡大した大きな窓が特徴です。また、未来的な印象を与える長い筒状のロケットのようなエアコンダクトが屋根に取り付けられているのも外観の特徴です。

この車両は1980年代まで当時のはとバス看板車両として活躍していたことでも有名です。

この作品は、三菱ふそうはとバスを描いています。作品としては、車内がしっかりと見えるように、また立体感を出すために、反対側の窓枠の位置が自然な角度で表現されています。

ナンバープレートには「品川22 はとバス」と記載されており、入り口ドアの横には『133』という数字があります。インターネットで同じ型の131を確認できたことから、実際に存在した133の車両が描かれている可能性が高いです。


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