作品No.065
作品名：ブルーバード U2000GT-X
発表年：1974年
原画ボードサイズ：181×258mm
モデルとなった実車は、ダットサン・ブルーバードUです。
1971年に登場した４代目610型。
従来の510型系も1973年1月まで併売されていた為と、従来の1.4Lと1.6Lよりも1.6Lと1.8Lを搭載し車格大型化で上級移行により、車名も「U」のサブネームが付いた「ブルーバードU」となりました。
1973年8月のマイナーチェンジで追加された、L20型6気筒エンジンを搭載した2000GTシリーズ。
GTシリーズは、直列6気筒2.0LのL20型エンジンを搭載するため、ホイールベースを150mm延長、フロントオーバーハングを55mm延長したロングノーズ仕様。ロングノーズによる特徴的な顔つきとフロントフェンダーのスリットは、まるでサメのエラを思わせる迫力あるデザインで『サメブル』の愛称で呼ばれました。
作品は、ブルーバードU2000GT-Xです。
ボディ正面のライトとグリルを直接配置した斬新なデザイン、フロントフェンダーのサイドマーカーの脇とホイールアーチの後ろに、エアアウトレットを模したルーバー状の装飾が描かれています。また、作品をきれいに見せるために左右の窓のピラーが省かれています。