作品No.098『日本航空空調車』


作品No.098『日本航空空調車』

作品 No.098
日本航空空調車
発表年:1975年
原画サイズ:181×256mm(天地左右)

モデルとなった実車は、日野自動車の大型トラックです。1975年当時の日野の大型車両には、後年の「スーパードルフィン」や現在の「プロフィア」のような共通の車名はまだ存在しておらず、K型・T型・H型・Z型といった型式名で呼ばれていました。その2代目にあたるZ型シャシーをベースに架装された空調車です。

空調車とは、空港に駐機中の航空機に対し、夏季には冷風を、冬季には温風を供給することで、搭乗前の機内を快適な環境に整えるための特殊車両です。当時の航空機運航において、地上支援を担う重要な存在でした。

この作品は、日本航空で使用されていた空調車をモチーフとしています。作品No.095と同様に、1970年から1989年にかけて採用されていた日本航空のカラーリングが再現されています。

注目すべき点は、車体側面のドアに「JAPAN AIR LINES」の表記を配置したため、ドアノブが省略されている点です。実車のマーキング表現を優先した、作品ならではのこだわりが感じられます。

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